読んでいただいてありがとうございました!
いやはや、タイムトラベルに変若水のパロを加えてのトンデモ話……。
おつきあいいただいてありがとうございました。
タイムパラドックスもバンバンありーの、未来からきたり過去へ行ったりで、あんまりこういうお話を読まれない方は
なんで最後世界が変わったのかわからないかもしれません……。(汗)。
つまり、千鶴ちゃんを「血のマリア」にしないため、沖田さんは半年前にとんで、変若水を飲む前に綱道さんを殺したんです。
そして別荘を燃やして千鶴ちゃんは助けて……。
二度目のタイムトラベルの後遺症で、沖田さんもボロボロで、なんとか子供病院にたどりついてそこで治療を受けます。
そして半年前、知らないまま沖田さんに助けられていた千鶴ちゃんは、何も知らずに、父親が別荘の火事で死んだショックで、
会社も休み家で療養してる……、という世界に、あの朝(沖田さんがいなくなった朝)突然かわったんです。
物語では、沖田さんが過去へ旅立った朝、こっちの(千鶴ちゃんが変若水を飲まない)パラレル世界と、最初から進んでいた
話(千鶴ちゃんが変若水を飲んだ世界)とが、リンクして合体、一つの世界に…という感じでしょうか。
(余計わかりにくい……?)
変若水を飲まない世界では、沖田さんはずっとこども病院で療養しています。だから未来からタイムトラベルしてきて、千鶴ちゃんを
さらって、綱道コーポレーションを破壊して…、ということはしていません。つまりそうなると千鶴ちゃんと会いすらしてないんですよね。
でも会って好きになっていないのなら、なぜ半年前に飛んで綱道さんを殺したのか……?とここらへんがタイムパラドックスに
なります。
二つのパラレルの世界(変若水を飲んだ世界と飲まなかった世界)を、沖田さんがリンクさせて、あの朝から一つの世界になった、と脳内で勝手に納得させて
いただけると助かります^_^;。
初めてのSF……。ちょっと10話(11話ですが)に収まる設定じゃなかったですね……。
イベントやら設定の説明やらが多すぎて、沖千らしいところがあんまりなかったような……。
もうちょっと二人で一緒にいるところをじっくり書きたかったです。
でも最初は、このお話に行方不明のお兄ちゃん、薫を絡ませて三つ巴……とか考えてました^_^;。
いったい何話になったのか……。
SFアクションが書きたかったんで、糖度低めのお話です。
沖田さんもSっぽくないかな?ツンツンはしてますが。
千鶴ちゃんが可哀そうな設定でしたねー。
沖田さんのストイックな部分、真面目に仕事をこなす部分が強くでているんで、ふざけた感じ、軽い感じ、いい加減な感じが出せませんでした。
まぁいろいろと反省点の多いお話ですが、お祭り企画ということで大目に見てやってください。
ではでは……。あとがきまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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